HARENOVA TSUGARU NURILacquerware Aomori, JAPAN

HARENOVA TSUGARUNRUI - 暮らしに新しいハレの場を

HARENOVA TSUGARU NURI暮らしに新しいハレの場を

伝統の上の革新ニューアイテム取扱店お問い合わせ

江戸時代から三百年続く手技
津軽塗

江戸は元禄年間、津軽の殿様は塗師(ぬし)を召し抱え、藩内では栽培する漆で塗りを施した武具や装身具、調度品などを重用しました。
漆を塗っては研ぎ、塗っては研ぐ。
職人たちがひたすら繰り返す研ぎ出しの手法は、堅牢にして奥深い美しさを合わせ持つ津軽塗を作り出し、三百年の間に津軽の日常にしみ込んでいます。

へらですり潰した漆を和紙で濾す
幾重もの色漆の層が、奥深い模様を生む

津軽塗は、漆を数十回塗り重ね、磨き、研磨仕上げを施す「研ぎ出し変わり塗」という技法で作られます。
漆を塗ったあとは乾かす時間が必要で、48工程を要する唐塗は、完成までに約3ヶ月を要します。
多くの漆器が「塗装をした上に模様を描く」のに対し、「何重にも塗り重ねた色漆の層を研ぎ出す」ことで模様が生まれる津軽塗は、底から発する奥行き、力強さがあります。
色漆を作る時は、透き通った飴色の漆に顔料を加え、滑らかにきめ細かくなるまで何度もへらなどですり潰します。

HARENOVA(ハレノバ)

弘前の郷土愛を育むムーブメントを世界に発信

地場産業の活性化から生まれた「弘前津軽塗デザインプロジェクト」では、デザイン力を昇華させることで津軽塗の全く新しいブランドを再構築し、“HARENOVA”という新シリーズを開発。青森県漆器協同組合連合会(国指定産地組合)を中心とした津軽塗職人と、国内外で活躍するプロダクトデザイナーがコラボレーションしている。
HARENOVAはHARE(晴れ)という日本語と、NOVA(ノバ/ラテン語NOVUSの単数女性形で「新しい」の意)、あるいはNOVA(ノバ:英語で「新星」の意)のかけ合わせから生まれた名です。
作品一つ一つには「暮らしに新しいハレの場をつくりたい」という津軽職人の熱い思いが込められています。

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取扱店

津軽塗製造・販売元 小林漆器 〒036-8064 青森県弘前市大字東城北3丁目3-12
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0172-34-5681
小林漆器のネット通販
イシオカ工芸 〒036-8052 青森県弘前市大字堅田2丁目7-5
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0172-34-6222
津軽塗の取扱店・通信販売
漆・クラフトKEN 〒036-8242 青森県弘前市大原3-1-31
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0172-88-3988
津軽塗 福士工房 〒038-0015 青森県青森市千刈3-17-1
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017-777-3805
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